2017年12月19日火曜日

大磯町職員の働き方改革 土日祝日の無断出勤を禁止すべき

 今定例会の一般質問は町長の政策が発端で起きた項目がほとんどで、さように職員の仕事も増えていることを実感した次第です。普段なら、来年度予算編成方針の考え方や、国民健康保険税、介護保険料の改定について質問します(質問したかった)が、「中学校給食」「東海大学医学部付属大磯病院の整備計画」明治150年関連施策の「(仮)明治記念大磯邸園」「職員の働き方改革」で持ち時間の90分が全然足りず、働き方改革の質問は十分できませんでした。
「職員に通知した内容は非現実的」の指摘に町長は「話し合いのもとに決めたこと。非現実的と言えば非現実だが、断固やっていく。決断せねばならない。土曜日に来て職員が出ていたので、月曜日に内容を聞いた。どうしても仕事をする必要があれば致し方ない。でこぼこはあるが、ほぼ職員は頑張って仕事をこなしている」と答弁。
 「9時、10時が当たり前といわれる中で7時半に仕事を終える根拠は」については「優先順位をしっかり学んでほしい。しばらく見守ってほしい」「行事で土日祝日出勤は振替休日を取る。平日働くのが原則なので、出勤禁止にしないとつじつまが合わなくならないか」の質問には部長が「業務がだんだん増え、土日に仕事をする状況が出てきた。基本的には時間外勤務命令に基づき行わなくてはならない。」「就業管理・入管理システムを調べないか」「随時見たり、内容を確認している」「早朝出勤、土日出勤がないことを確認しているのか、どのくらいあるのか」「イベントや個々の状況の中で早めに来ても時間外労働は認めていない。システムは出庁、退庁、入庁時間を見ているので、所管課長が許可しているかどうかによる。管理職は所属職員の状況を見るのが当然の仕事。」「業務量と質の調査はしないのか」「事務事業評価シートで一定の事務量とPDCAによる見直しをしている」「そこが非現実的だ。アンケートを生かすべきだが」「議会に対しても優先順位等を決めながら仕事をしていく。ご迷惑をかける場合があるかもしれない(町長)」
 「量と質」の調査は基本ですが、やる気は見えてきません。実態の「見える化」がどうしても必要だと思います。