2018年1月27日土曜日

明治記念大磯邸園事業の町負担 募る心配

 昨日(26日)、はたの君枝衆議院議員に依頼して、国交省の大磯邸園担当者の説明を議員会館で受けました。驚いたのは、明治記念大磯邸園(仮称)設置の閣議決定の文書の中に「国と地方公共団体の連携の下」とありますが、この文言の記載にあたっては神奈川県も大磯町も承知しているということでした。昨年の8月から閣議決定まで4回の検討委員会を開催の上で閣議決定に至った・・・でも、内容は茫漠としていて、町の議会答弁「まだ何も決まっていません」は結論としてはそういわざるを得ない状況のようです。
○6haの区域を大磯邸園とするのは決まっているが、国(公共空地としての位置づけ)、県、町がそれぞれどの部分をどういう形で担うのかは決まっていない。民間所有の中で緑地を一般に公開する方法もある。
○今年10月の一部公開に向けて、国は24.4億円の補正予算を計上。町はなぜかこの事実を議会に伝えていません。内容については2月1日に参議院で決定したのち、わかります。国交省の予算決定概要には財源として、国営公園等事業の総額229.5億円の一部と、地方自治体に交付する「社会資本整備総合交付金」が記載されています。このことは、県や町が事業の一部を金銭的にも負担するということを明示していると考えられます。

内閣府で決めたことに町(町民)が大きな負担を強いられることはありません!!

明治150年の記念事業に町民も含め、大磯町がこの地を選んでほしいと頼んだ経緯はないはずです。来年度の当初予算には計上されていませんが、補正予算もあり得ます。町民が置き去りにならないように、しっかりチェックしていきます。町長があいかわらず滄浪閣の所有関係者「道志会」を訪問しているのも理解しかねます。説明できるのでしょうか?