2020年3月16日月曜日

大磯町長 自校方式決定後「温かいデリバリー給食」の視察('Д')

 大磯町立中学校給食は、デリバリ―給食の破たん後、会長は副町長で保護者、学校関係者などで構成する検討会で「自校方式」に決定。それを受けて教育委員会、町長部局でも「自校方式」に決まりました。

 いつ動き始めるのか注目していましたが、ようやく昨年12月定例会の補正予算に「基本設計委託料」が計上されたものの、7対6で否決されました。修正案も提案されました。それなりの理由があり、これはこれでよかったと思っています。

 しかし、その結果を受けた町長は「自校方式」が否決されたと勘違いしたようです。「方式」は「議決案件」ではありません。それでも、賀詞交換をはじめ議会でも「温かくておいしい給食の提供を早く・・・」と言い続けています。
 私は町長の言う「方式」は「温めるデリバリー方式」ではないかと思っていたら、やっぱり!!!2月17日に伊勢原市立中沢中学校に視察に行かれていました。私の一般質問までに「町長の動向」をチェックして生かせばよかったのに、うかつでした(反省)

 「1食当たり280円で選択方式。約半数が注文」「4校ある市立中学校のうち、中沢中学校(400名)が先行」「評判はそれほど悪くない」「弁当箱を温める時間は約1分、一度に4食温められる電子レンジが4台。配膳には時間がかかる」「初期投資費用は約7990万円」と聞きます。

 これからの展開は?福祉文教常任委員会の閉会中の審査が行われる予定ですので、町側と議論をつづけることになると思います。町長が「ボールは議会にある」という認識について、ボールを予算とすれば町長しか投げられないことは明白なのですが、町長の考える「ボール」が何なのかはっきりさせることが、これからの展開のカギと思っています。