2020年12月10日木曜日

東海大学医学部附属大磯病院・廃院の計画は無い よかったです☺!

 昨日の一般質問で「存続について」質問しました。やめるというのは本当? 2020年にやめると、ずいぶん前に聞きました。 ○○病院に代わるって聞くよ、等々。声が届いたのが 9月から11月にかけてでした。 通院している方をはじめ、医療・介護の周辺からの声だったので、町にとってなくてはならない病院という認識の上で、心配払拭のためにと取り上げました。

 中﨑町長は「議員の質問は風評被害をもたらしかねない、重大なものと思うので、それ以上答えない。大学側に確かめたところ、廃院の計画はないということだった」という趣旨の答弁をされました。感情むき出しだなあ・・・と思いながら、私も感情を込めて「私が作り話をしたと思われるなら、違う。心配の声が届いたことは事実。心配払拭のための質問をしている。心配はなくなったとその方たちに伝えればよいと思っている」と言いました。

 中﨑町長が大磯病院長時代に打ち上げた病院の拡張計画のために、町は月京幼稚園ととなりのゲートボール場を売却。土地を買い、たかとり幼稚園を新築する費用とほぼ同額でした。拡張計画が10年以内に履行されない場合は町が買い戻すことができる契約内容になっていたため、大学に意向を確認。今のところ計画は無理という返事があり、町も買い戻す意向もないため、大学側の違約金支払いの件で何度も協議を重ねましたが契約の文章の読み取り方が違い、裁判となりました。私は10年たっていない契約もあるので、話し合いを続けるべきと反対しましたが、議会は町が裁判を起こすことを可決。最終的に町は求めていた違約金の一部を受け取ることで和解しました。

 このような経緯もあるため、町民の一部には廃院しやすい状況になったと言う方もいます。代わればいい、という意見もありますが、手続きは簡単ではありません。大磯町を含む医療圏域は、国の計画ではベッド数が多すぎるとされています。でも、実際は増やす必要があると自治体は要望しています。

 廃院手続きは10日前に届け出を出せばいいことになっていますが、二宮町と大磯町で夜間一時救急、中郡と平塚市でも救急受け入れのために負担金を出し、住民の安心のために協議をする機会があると部長が説明。私は病院の事情も含め、安心のために機会をいかしてほしいと最後に要望しました。