2021年1月7日木曜日

新庁舎建設 基本構想策定委託の全容が見えてきて・・・

 令和7年度中の完成を目指すとされる、大磯町役場の本庁舎。R2・3年度で行う「基本構想」策定の 予算は1980万円です。

 私は当初予算の反対討論に入れましたが、予算は可決されました。委託事業者の選定する権限は町長にあるため、新庁舎建設等特別委員会の中で調査・提案し、建てるならより良いものを、最低限の額で建設するために委員になりました。

 性急さと額の多さに違和感を持ち続けてきましたが、12月に入りプロポーザル(提案)方式の公募要領が公表され、ようやく額については納得ができました。町が委託業者に求めていることが、かなりのボリュームだということです。本来ならば町が直接行うようなことまで、委託の対象にしています。職員が少ないので致し方ないとしか言いようがありません。

○業務計画(概要・実施方針・行程・実施体制と組織図・担当者一覧等)

○ロードマップの一覧(地質調査や測量等の設計や工事に対する準備・建設工事や解体工事に付随して発生が見込まれる業務等)

○業務内容(基本構想策定業務・町長の諮問機関の検討委員会への運営支援・町民アンケート2000人の実施・職員アンケート300人の実施・町民意見交換会の実施・パブリックコメントの実施等)

○津波シミュレーションの実施

 公募の受付は1月21日~2月8日、ヒアリング等審査が2月中旬、結果通知が2月下旬の予定です。応募できる資格要件を持つ業者は、ある程度分かります。ヒアリング(プレゼンテーション)時には、限定で傍聴ができそうです。町がどのように審査したのか、またこれからの進め方については、特別委員会で質問するようになります。

 透明性と説得力のある選定を待ちます。