2017年7月5日水曜日

都議選・都民の選択と国政の行方は

 自民党にとって厳しい選挙結果となりました。都政と国政は別物と政府与党は言っているようですが、そうはいきません。
 日本共産党は都民ファーストに埋没するのでは、という見方もありましたが、2議席増やすことができました。私も何度か応援に行き、再開発で巨大ビルが立ち並ぶエリアで、道1本隔てた昔ながらの趣のある(道路幅は2m弱しかありません)地域の政策チラシ配布をしました。
 羽田空港の離発着便の大幅増便が予定されているので、住民は「止めてほしい」と思っているエリアです。多い時は1時間30本も上空を飛ぶといいます。利用者にとっては便利になりますが、住民の生活を犠牲にしてまで行ってはいけないと思います。米軍の軍用機の騒音も同じですね・・・

 7月2日号の「しんぶん赤旗日曜版」で、思想家の内田樹さんが「金だけ、今だけ、自分だけ、という道徳的虚無主義」と喝破しています。それは、安部首相の「身内ファースト」、小池都知事の「都民ファースト」、トランプ大統領の「アメリカファースト」も同じ発想だと。
 私たちは国民であり、県民であり、町民であることをよく考える必要があると思います。複雑に絡み合う制度を知ることも大切です。まずは一番身近な町政チェックに全力をあげます。町長の動向(二階、麻生、菅氏ら政府要人を年度当初から訪問)も注視しています。