2017年11月16日木曜日

大磯中学校給食に来年度調査費? 課題の先送りにしかすぎません‼(その1)

 昨日の福祉文教常任委員会の閉会中の審査を傍聴しました。わかったことは「他人事体質」は相変わらず、現状認識も希薄で、言うのも辛いことですが私のイライラ感は解消されず仕舞いです。
 テレビカメラも複数台、新聞記者も大勢傍聴していました。K紙の見出しは「中学校給食巡り18年度予算案 提供方法検討へ調査費」です。記事を読むと背景がわかります。でも、私は「それでいいの?」と思います。なぜなら、何に調査が必要なのか、なぜ調査が必要なのかが不明だからです。
 給食の方式は様々です。前回、懇話会で提示されたのは「自校方式」「センター方式」「親子方式」「デリバリー方式」「業者弁当」の5タイプでした。今回もそうなると思いますが、「専門家の知識」が必要なのは「設計」です。都市計画法、建築基準法、食品衛生法など、法的にクリアしなければならないことは、神奈川県に聞けば済むことなのです。それを、来年度予算に計上する?訳がわかりません。これでは「先送り」で今の課題
「牛乳が提供されない」「弁当を持ってこられない生徒がいる」「弁当を作るのが負担」などの声に耳を傾けないことになります。
 私は来年度予算で「自校方式実現」のために調査費を計上するよう、決算の討論で求めました。提供方法検討に調査費を付けるというのは「無駄」です。まず、法的な課題を整理してから(行政でできます!町の顧問弁護士の意見も生かせます!)調査費を付けるべきです。