2017年11月7日火曜日

大磯中学校給食懇話会 町長・教委の認識不詳にイライラ感

 懇話会の傍聴に行きました。まず、傍聴に来ていた新聞記者たちが「資料は渡せないというのはおかしい」「公開なのに録音も写真を撮ることはできないのも納得できない」と、事務局側とけんか腰の押し問答。連絡は10時半開始のはずが、委員たちは9時半に集まっていて、何をしていたのかも不明な中で「写真撮影、録音は冒頭会長に諮る」と言うものだからますます訳がわからない状況に。結局15分以上遅れて議論が始まりました。(改めて「公開とは」の定義の議論が必要と感じました)短くまとめるのは難しいのですが…
 議題は3点、(1)の7月実施の生徒・保護者・教員「アンケートの集計結果」については、今までの実施結果とほとんど変わらなく映りました。(2)の「今後のあり方について」は、まず学校現場から「子どもたちは穏やかに食べている」とどの教員からも報告がありました。「穏やか」より、「楽しそう」の方が合っているのでは?と思います。「始め方に抵抗感があったのでは」「自校方式を望む声が大きい。前回の懇話会もゆくゆくは自校方式、だったが、なぜ議論を進めなかったのか」「町、教委としていつまでにどうなるか、今どうしているのか見えない。提示してほしい」「自校方式の費用がでているが、実現可能なのか知りたい」など、進め方への疑問や反省を促す意見が多く出されました。(3)の「当面の給食について」は、以前行っていた「パン販売」の話が出ましたが、生徒のお金を先生が預かり、時間になると職員室に行って受け取り買うために、いっせいに食べ始められない難点が指摘されました。また、「いろいろある課題を出して、課題の課題クリア」の必要性が強調されました。
 まとめは「今日の内容を教委の事務方で整理とまとめをし、次回に繋げていくていく」。次回を待たずにPTAなどへの個別対応も並行して進めることも確認されました。
 町長や教育委員会の問題意識が示されないため、緊急対策(弁当を持ってこられない・牛乳給食がストップしている等)まで手がとどかないこと。案(計画)を提示し、議論を深めてもらえばスピードアップできるのに、と傍聴していてイライラ感がつのりました。
 11月15日午前9時30分から福祉文教常任委員会で審査します。こちらも傍聴したうえで、12月議会で一般質問をするかどうかを決めたいと思います。