2018年2月20日火曜日

大磯町中学校給食 磯中生徒会の活動を見習いましょう!

 高校入試もひと段落ついた時期の今日、神奈川新聞が大磯中学校生徒会の給食に対する取り組みなどを報道しました。
 私は他議員と一緒に昨年12月の生徒会総会を傍聴、さらに文化祭での掲示物も他の日に見せていただき、生徒会本部の意気込みを知ることができました。彼らが持つ情報を整理して独自に項目をつくり、アンケートを取ったのは給食の休止後だけではありません。自校方式の小学校から初めてデリバリー給食を経験した1年生を対象に、1学期にもアンケートを実施しています。私達議員も見習わなくては、と感じました。
 大磯町は「子ども議会」を議会の本会議場を使って実施していましたが、業務量が多いため、今は中学校の生徒会を中心に町長と懇談会を開いています。生徒会総会では「町長に考えを伝える機会がなくなった」と、懇談会のキャンセルを残念がる報告がありました。私の一般質問(2月27日・午後1時~)の通告に、生徒、保護者、町民に深い傷を負わせた、と書いたのは主にこの点にあります。未来を託す生徒に失望感を与える町長にガッカリです。
 総会では、アンケート結果を全体に知らせた上で(自分たちで作ったパワポ!)、さらに意見交換をしていました。8割の生徒が「選択式」を選んでいます。総会を聞く中で、他の生徒を思いやる意思を強く感じました。私は大人として、この点に大きな責任を感じます。そもそも「給食とは」の議論を、導入にあたって議論をした「懇話会」では学校給食法や食育基本法などを交え行ってきましたが、「大磯町の子どもたちにどのような食を提供したいのか」の町長と教育委員会部局の掘り下げが不足していると感じます。
 町は来年度予算に「自校、センター、親子方式の設置・運営費」などの調査費に1080万円を計上しています。内容についてはこれから質しますが、「お金を気にする」こと自体が問題と考えています。他のハコモノは増えています!