2018年2月21日水曜日

大磯町職員の流出は止まる?職員養成所になっていませんか?

 町長の施政方針でも触れられた、大磯町職員の働き方改革のスローガンは「夕食は家族と共に」。まず頭に浮かんだのは、一人暮らしをしている職員はどう受け止めるのだろう?ということ。いてもいなくても、それは問題ではなく、もっと職員の気持ちに響くスローガンはないのかと思ってしまいます。夕食をとる適切な時間は?調理の時間は?給食問題で論じる「食育」の観点からは?疑問は尽きません。
 今議会で審議している議案でも、町の仕事は増えることがわかります。特に介護分野では、責任は生じる反面、お金も人も手当されません。
 時間外勤務は7時半まで!と通知されたのが11月9日。以降、通知通りに退庁する職員の姿が目立つようになりましたが、今までの業務のどこを変えたら町長の通知通りにできるのか、不思議でなりません。
 十分業務をこなせているのなら、答は「今まで無駄な仕事をしてきたことがわかった」しか思い当たりません。土・日・休日の無断出勤で帳尻合わせ、家に持ち帰る、来年度に先送り等々は本当に無いのか、就業管理システムは活用しているのかなど、27日の一般質問ではっきりさせます。
 今年度は年度途中の退職者がすでにでていますが、もし年度末の中途退職者が加えて出るとしたら、本当に深刻です。流出しても、経験と技術を持った他の自治体職員が入るのならまだしも、いないと町は答えています。
 ある程度スキルを持った職員が出ていく・・・これでは大磯町は「職員養成所」です。見えないところで税金が生かされないことが起きているのでは???