2018年6月15日金曜日

サン・ライフ葬儀場 ひどすぎませんか?大磯ホールのいい加減さ

 サン・ライフの葬儀場は中﨑町長になってから建設されました。まちづくり条例の手続きで、事業の説明会をする中で出された図面と異なる、あるいは不十分さによって、隣接住民が長年苦しんでいます。400㎡弱の敷地に葬儀場を無理して建てたことが諸問題の根底にあります。その意味で許しがたいことです。
 ひとつはご遺体の安置場所です。祭壇が隣接建物に一番近いところになっているため、別の場所にするよう求めましたが、結局場所がないとして変えずじまい。住民は生活が一変してしまい、費用もかかっていますが、1円たりともサン・ライフには請求していません。
 もう一つは、お線香とお清めの料理の臭いが、隣地に噴き出してくることです。やはり、建物が接近(民法上の50㎝にも満たない離隔です!)しているため、近くにいるとたまりません。3年以上、排気口の位置を変えるよう求めていますが一向に応じないため、住民が解決を求める文書を出し、話し合いを持ちました。ようやく具体的な対策がとられることになったので、工事の工程表などを求めました。しかし2週間近くが経過した今日の時点でも、返答が無いとのこと。
 そんな中、今日我が家のポスティングチラシの中に見つけたサン・ライフのチラシを読んで、呆れました。「施設内に自社厨房を完備しており、できたての温かいお料理をご提供」とあります。まちづくり条例の説明では、「温めるだけ」のIHヒーターがあることになっています。その他は、ケイタリングで施設外から運んでくるはず。一体、中はどうなっているのでしょう?対策をとるべき隣接住民の依頼はそっちのけで、自社の宣伝に邁進しているとしか考えられません。一日も早い施工を求めます。
 狭い敷地に建てたので、駐車場はもちろん不足しています。最初、役場を利用する旨の発言があったため、議会では建設反対の決議を可決しました。これは三好町長時代の話で建設は見送られていましたが、前述のように、中﨑町長になって問題・課題が指摘されたにもかかわらず、建ってしまいました。鴫立庵から歩いてくる何人もの観光者が「役場の隣に葬儀場なんて、この町は無能なのか・・・」と言うそうです。
 隣地との離隔や駐車場不足をクリアするため、あらたな葬儀場のルールが設けられました。このため、今では「既存不適格」となっています。城山公園・旧吉田茂邸地区の二宮寄りのコンビニを改修し葬儀場になったところは、新しいルールによって営業しています。
 このように、大磯町では環境をよくするための努力が連綿と続いています。