2018年3月15日木曜日

中﨑大磯町政 加速するハコモノ志向 駅前広場整備に4.3億円の数字が!

 昨日14日、大磯駅周辺の整備を検討する第4回の検討会を傍聴しました。9日には議会の常任委員会で質疑がありましたが、計画案の一部が書き換えられていました。議会の意見をいかすのはいいのですが、町に都合のいいところをいかすことが問題です。≪怒≫
 検討会議で出された率直な「意見」と(町の回答)は…「駅の利用者は本当に増えているのだろうか。町民に納得いただく数字が必要では」(入り込み客数目標は年間100万人。80万人強の実績がある。旧吉田茂邸再建などで増える見込み)「アンケート調査では48%が不便と答えている。送迎用スペースがほしいという回答が多いが、町民の利便性は図られるのか」(※プライベートな車は好ましくないという考えが基本。我慢をしながら…)「安全・安心は駅だけでなく町全体。子どもに暗い道を歩かせたくないから車の送迎が必要。30、40代が増えれば車は増えると思う」(※駐車は認められていないが…)「整備の費用が気になっていたが、4億円以上の数字が初めて出て驚いた。地域会館の建て直しを協議しているが、町の財政は厳しいと感じていた。お金があるなら防災に使ってほしい」(※整備するなら、の話。絶対やるというのではない)「それはおかしい。4億使うなら、他にやることがあるのでは」(大きな事業、総合計画で判断する。想定の概算値)「私有地のハードルは高いと思うが、対策は」(※さすがに民地の上に線を引くことはできない。引き続き協議を進め…できれば一体的にするのは異論はないと…)
 町は旧東駐輪場の跡地利用で、民地の上に引いたのか、そうでないかわからない図面を出しました。失礼な、迷惑な、圧力をかけるような図面だと思います。上から目線の話をしているとしたら、許されないことです。議論をしないまま、何も決まっていない施設のあり方を計画案とすることに議会で抗議しました。
 その他にも貴重な意見が出されました。町民の納得が得られるには、まだ相当な議論が必要です。観光とは…の、基本的な考え方にも言及がありました。
   ※会長の発言。その他は町の担当者です。