2018年3月11日日曜日

涙と笑いにつつまれた 大磯中学校の卒業式サイコー!

 明け方に降った時間最大雨量がなんと63.7mm(67.2ミリは誤・1名の方が閲覧)だった9日。心配だった雨もあがり、卒業証書授与式に伺いました。(以下、パソコン不調でアップが遅れた分、正確性が薄れたかと思います。ご容赦ください)
 校長の式辞は、「あなたたちの存在は1億円の宝くじを連続100回当てるくらいの稀有な存在」「いろいろ教えてもらったことも多い」「何といっても中学校給食の混乱の中で動じなかったことが凄かった。生徒会の活動も自分たちで考えてすばらしかった。私が対応で大変だろうから、校長室に行かないようにしているという生徒もいた」と、この場面ではしばらく言葉が続きません。「先生、がんばれ!」と掛け声があってやっと言葉をつなぐ校長の姿に、校長の思いを何度か直接聞いたことのある私は感銘を受けました。(オフ・ザ・レコードです('_'))大きな拍手が送られました。
 町長の祝辞は副町長が代読しました。「8人の総理大臣が居を構えた大磯町。誇りをもって…」「今年は明治150年…」といつものパターンで始まりましたが、「最後に、」と給食の件の謝罪がありました。副町長も一瞬言葉を詰まらせたように感じました。目新しいコメントはなく、まだ生徒、保護者や現場の気持ちが理解しきれていないことがわかりました。経緯については、言い訳のように聞こえてしまい、残念です。
 生徒会長のお別れの言葉は圧巻でした。最初から「いろいろありましたね、給食のことでは…」と話を切り出し、アンケートをみんなで考えて実施したことに触れ、「団結すれば何でもできる。闘える」と。力強さを感じました。彼も途中で言葉が続かず、仲間から励ます声がかかりました。
 私は生徒会本部のみなさんにひとこと「大人にがっかりしないでね」と伝えたいと思っていたのですが、生徒たちは見事に乗り越えていると確信しました。いろいろ大変だったけど、学ぶきっかけになったこと、大人が思っている以上に生徒たちはしっかり考えていることがわかります。校長以上に長い、大きな拍手が送られました。
 卒業生の皆さん、ご卒業、本当におめでとう!!