2018年7月11日水曜日

明治記念大磯邸園・国営公園には小さすぎる?

 私たち町民の大多数は明治記念大磯邸園を「国の施設」と思っています。その部分に町立都市公園のアミをかける=ルールを当てはめ、土地利用に規制をかける都市計画決定の手続きが進んでいます。
 なぜ国の施設が国営公園とならないのか、私自身の理解が今一つのようですので、あらためて国交省のHPで「国営公園」を調べてみました。国営公園は国が維持管理を行う都市公園として、国交大臣が設置する、とHPに紹介されています。なぜ国営公園にひっかかるのか・・・国営公園には、都道府県の区域を超えるような広域の公園または緑地と、国家的な記念事業として優れた文化的資産の保存活用を図るために閣議決定を経て設置する公園があるという記述がありました。このため、どこかの時点で「国営公園」が頭のアミ掛けをしたようです。
 都市公園では、公園としてのレクリエーションの需要に応ずることができるように公園施設を整備することになっているため、明治記念大磯邸園にはぴったり当てはまらないのかもしれません。
 あらためて、今回の展開について考えてみました。昨年11月21日の閣議決定では「国と県・町の協力のもと、設置する」ことになっていますが、役割分担や費用分担についてはわかっていません。今まで何もしてこなかったかというとそうではなく、国・県・町で「検討会議」を持ってきましたが、まとまっていません。町は費用負担は難しいと言い続けているので、これは評価できます。(国の税金投入が国民の理解を得られるかは別にして)
 17日の議会では、そもそも整備にあたって何が必要で何をしていくのか、確認します。都市計画決定と滄浪閣敷地にあるホテルだった建物の扱いの関係についても、気になります。昨日のブログの「混乱」から早く抜け出したく思います。