2015年9月28日月曜日

「みんなの学校」 みんなに見てほしい!

 大阪にある公立小学校(大空小学校)の1年間の密着ドキュメンタリーを25日、大磯町の自主上映会で見ました。不登校も特別支援学級もない、同じ教室で一緒に学ぶ、ふつうの公立小学校のみんなが笑顔になる挑戦・・・と、パンフレットにあります。胸にじーんとくる場面がたくさんありました。先生方の情熱、どんなことも子どもたちのために考え抜く力がすばらしいのです。おとなの行動を見抜く力をどんな子どもでも持っています。ほめる、しかる。筋が貫かれています。
 上映会の実行委員長は障がい者の施設にお勤めです。学校だけでなく、コミュニティ全体がこの小学校の実践に学びたい。そうすれば世の中の見方も変わり、明るくなるのではないかとの思いが上映会につながったのだと受け止めました。
 町の9月議会に教育現場をよくするために義務教育の国庫負担制度の維持など、国に意見書をあげてほしいと、先生方の労働組合から陳情が出されましたが、結果は思いはわかるが何もしない「趣旨採択」。議員たちがこの映画を見れば、インクル―シブ教育(どんな子どもも一緒に学ぶ)の意味がわかるのに・・・と思いました。年明けに国府小学校で上映予定だそうです。