2015年6月20日土曜日

大磯駅ホーム・屋根の延伸取り組みへ

 大磯駅のバリアフリー化は、議会内の抵抗もあってなかなか進みませんでした。一部に橋上駅にしたい人たちがいたからです。一番の理由は駅裏の「開発」だったと、私はみています。
 開発行為を行う時に、必ずクリアしなければならないのが「接道要件」です。駅の山側には、広い道路がありません。線路をまたいで海側と山側をつなぐ橋上駅通路は、階段があっても道路とみなされ(当時・現在のルールは調べる必要があります)開発が可能になるためです。
 しかし、「橋上駅」は公には語られませんでした。語ったら、反対の声が大きくなるのは必至の状況だったと思います。歴史を感じさせる駅を残してほしいと願う人は町民だけではありません。大磯駅に降り立つ人も、魅力を感じてくれています。 
 予算が計上されたのが町議選直前の6月議会、「全会一致の可決」にこぎつけました。障がい者のみなさんたちと運動をしたことが大きなちからになったと思います。
 駅ホームの屋根は当時も課題でしたが、予算不足で見送られていました。今回日本共産党の住民アンケートでも寄せられた「屋根の延伸」、はたの君枝等、国会議員団と力を合わせて取り組んでいきます。
 もうひとつ、ご報告。7月1日から平塚駅長が大磯駅長を兼務することになります。駅ホームに看板が設置されないよう、申し入れをする必要があります。6月中に行います。