2015年8月1日土曜日

大磯中学校教科書 歴史、公民は教育出版

 この時期、各自治体で教科書採択が行われています。大磯町では7月30日に中学校の教科用図書の採択が行われ、注目の社会・歴史、公民は教育出版になりました。
 戦争の教訓よりも、賛美をしていると問題になっている自由社、育鵬社。藤沢市では育鵬社が採択され、横浜市のゆくえが心配です。
 当日の傍聴者は13人、マスコミ、出版関係者、議員は私一人でした。町の教育委員5名全員が各教科の図書について、採択の理由を述べられていました。中には集団的自衛権行使容認等を憂慮する委員もおられ、心強く思いました。
 子どもたちが触れる情報の種類や量は私たちの育った世代とは比べ物にならないくらい多くなっています。教科書もその一つですが、影響力は多大です。五感を研ぎ澄まし、よく考え、自分も他人も大切に思う気持ちを育てる教科書が採択されたと思います。