2018年12月2日日曜日

大磯町の恒道会・情報交換で分かった「状況は悪くなる一方」

 社会福祉法人恒道会について、情報交換の機会がありました。次のような意見が出され、状況は改善されないばかりか悪くなる一方だと感じました。私が調べたことや、町民の皆さんとの話の内容も含めると、以下のような状況です。

■特別養護老人ホームの空きベッドは満床150に対し、40近いベッドが空いている状況。待機者も多いので、一刻も早くスタッフをそろえて稼働してもらいたい。
■赤字決算を続けているが、経営破たんが心配。今入所している方への影響を考えると、経営陣(理事)の刷新で信頼回復をして、スタッフが集まる施設にすることが一番必要では。
■社会保険料が払えず、退職金も滞っている。経営陣の立て直しが急務。行政(大磯町・二宮町)職員が理事に入ることも考えてほしい。
■施設の指導者がいないため、介護の質の低下が起きている。かなりの数の事故も耳にするが、報告がきちんとされ、対策が取られているかもわからない。
■常勤の職員が減っている。夜勤明けでも所定の時間に仕事が終わらない。非常勤の職員でサービス向上は難しい。
■家族が入所している。たまたま知り合いがいるので特段困ったことは無いが、他の人のことは心配だ。
■入所している本人も家族も、サービスの質についてはあきらめもあるが、切ない思いをしている。

 必要な時に必要な介護が受けられる世の中にしなければなりません。今後も議会で取り上げていきます。