2018年12月22日土曜日

出るはため息ばかりなり・・町長選の結果認識は「選挙は結果、分析困難」と町長

 20、21日の一般質問で、町長選の結果について私を含め3名の議員が質問しました。共通点は、「投票率の低さについて」「他の2候補の得票が中﨑町長より多かったが」「有権者の19.4%が中﨑候補に投票したことについて」でした。
「投票率の低さ」は、「有権者が権利を行使しなかった結果で、全国的な傾向。政治的関心が低くなっている。分析は困難。」「町長より他候補を選んだ有権者が多かった」「5人に1人の支持」については、「選挙は結果であります」の繰り返しに終始。議員はそれぞれ「町民参加の仕方が良くなかったからではないか」「5人に4人が支持しなかった。全町民の代表として町政運営にあたるべき」などと主張しました。

 残念ながら、町長の「民意をくみ取る」姿勢は見えずじまいでした。「皆さんの意見は聞いていく」と言われますが、「いかす」ことができていないことが問題です。「町民が選んだ町長と議会の意思決定で何をやっても許される」のであれば、町民主体をうたった「自治基本条例」など不要と言うことになりかねません‼

 町長は投票率の低さについて来年の町議会選挙に触れ、議会への「挑戦状」を出したように感じました。町民が町政に関心を持ち投票率が上がるように、政治は毎日の生活と切り離せないこと、手ごたえを感じることのできる町政の参加を町長に求める議会構成にすることを町民の皆さんに訴えることを、私はお約束します‼

 18、19歳の投票率はそれぞれ「18歳 304人中95人、投票率31.25%」「19歳 276人中60人、21.74%」だったことが渡辺議員の質問でわかりました。この投票率は全体を押し下げているのかもしれませんが、若い世代が関心を持つよう促すのも、私たちの責任と思います。