2018年9月19日水曜日

職員手当不支給を認めた二宮町長に比べ、大磯町長は(-"-)

 先週の議会で、時間外手当の不支給を認めた村田町長。昨日は記者会見で2年間遡って3990万円(概算)支給することを表明しました。
 当然のこととはいえ、町長選直前の議会で認めることは政治的にみて覚悟のいることだと思います。30年以上続いていた悪しき慣行で、過去5年間の未払い総額は1億1330万円に上るといいます。年間平均2500万円以上!大変な額ですが、二宮町に限ったことではないはずです。大磯町でも、年間100万円が不支給とする職員が10人はいると、私に情報が寄せられたこともあります
 我が中﨑大磯町長は相変わらず諸手当の支給は正しいと言ってやみません。大磯町には就業管理システムがあります。職員が入り口でカードをかざすと鍵があき、入退時間がデータ記録されます。
 もともと職員の勤務時間を把握するために導入されたシステムですが、趣旨に沿った使われ方をしていません。私は何度も議会で時間外手当の正しい支給をはじめ、職場環境改善を求めていますが、多少進んでいるものの、道半ばです。
 今回、二宮町で正確な額が出てきたのは、勤務実態を正直に記載した記録が残っているからだと考えます大磯町には就業管理システムがあるのに、参考にさえしません。時間外手当は「予算の範囲内で支給している」と、予決算の審査で答え続けています。上限を設定し、それ以上は不支給(サービス残業)となっているのではないかと、1年分の残業状況の一覧を情報公開したことがあります。きれいに上限が月20時間で揃っていました。二宮町とは違って、大磯町は「作文」をしているのでしょう
 今は月30時間分の予算が組まれていますが、それでも足りないはずです。今は7時半には退庁するように表向きはなっていますが、職員に確認すると「予算の範囲内で収まっている」確証には程遠いのが実情です。組合があれば・・・とも思いますが、ないことをいいことに法令遵守に背をむけていませんか?
 明日は決算審査で、総務関係も対象です。しっかり質疑をします。