2018年8月8日水曜日

大磯町の行く末と日本国の行く末が重なります 株価つり上げに公的マネー66.5兆円‼

 今日の「しんぶん赤旗」のトップ記事は「株価つり上げに66.5兆円の公的マネー投入」。ブログで、財政難を標榜する大磯町が不要不急のハコモノに税金を費やすことを問題にしていますが、この数字には気が遠くなります。
 アベノミクスは破たんしていると、多くのエコノミストが警鐘を鳴らし続けていますが、どこ吹く風の安倍政権。国債発行額も国の財政健全化を無視して、日銀が買い支えるシステムは変えていないため、国民も不安に思っています。
 株価が経済の一つの大きな指標とされていますが、しんぶん赤旗の集計によると、株式市場に投入され、株価を支えている公的マネーの総額は、なんと66.5兆円‼
 内訳はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が40.4兆円、日銀が26.1兆円。ほとんどが東証1部上場株式に投入されています。時価総額の10.3%に上るということです。
 見せかけだけの株価では実体経済と乖離しますし、株価下落で損益を出すことが何より恐ろしい。町も国も、うまくいくはずという根拠のない理由で、国民の大切なお金を動かすことはやめるべきです。私たちは毎日生きています。互いに支えあうために税金を払っています。少なくとも消費税は嫌でも払って生活しています。

 儲けの一部が庶民に滴り落ちてくるはずの「トリクルダウン」を実感する人を私は知りません。「アベ政治を許さない」アピールを続けましょう。
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