2018年8月10日金曜日

翁長沖縄県知事死去・日本中で「安倍政権の愚行を語り続ぐ」

 11日の県民集会を前に、翁長武雄沖縄県知事が亡くなりました。オール沖縄で、最後まで政権に対し正面から県民の思いをはっきりモノ申してきた翁長さん。志半ばで逝かなければならなかった思いは如何ばかりか・・・涙が出ます。
 日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員は遺体と対面し、「いつものあの毅然とした、記者会見に臨むときのような表情だった」と話しました。(しんぶん赤旗10日付)
 数ある翁長語録の中で私の心をつかむのは、「自然を破壊する辺野古の埋め立て強行は、壮大な愚行として語り継がれないか危惧している」という趣旨の発言です。愚行は後世のために、り継がなければならないし、沖縄県民だけでなく、私たち全員の役目です。
 安倍政権は数を力に「愚行」を繰り返しています。アメリカ追随で軍事費は増える一方。横田基地ではオスプレイが頻繁に旋回飛行やタッチアンドゴーを繰り返しているといいます。
 「愚行」を語り継ぐ一つの方法として、「愚行」を行った大臣ら、賛成した国会議員らの名前を記した石碑を作ったらどうでしょう?広島・長崎・沖縄はじめ、多くの命が失われた証に、石に人々の名前が刻まれています。石は自然の材料としては最も風化されにくい素材です。紙ベースやデータベースはもちろんのこと、大事な案件では「石」に残す。国会議事堂の見学の時に見ることができれば、政治への関心も高まるし、政権の愚行を阻止できる議員たちが考えるのではないでしょうか。
 何をやっても、のど元過ぎれば…で、責任を取らずに過ごしてしまう。制度上仕方がないとしても、甘すぎます。緊張感を持ち、熟考し、判断する。その時の判断の評価も後世では変わるかもしれない。でも「愚行」を少しでも減らすために有効と思うのですが、どうでしょう?
 国政だけではありません。県政も、町政も同じことだと思います。

 大磯町のみなとオアシス賑わい交流施設の建設では、最終的に工事請負費の提案をした町長名と、賛成議員のプレートをつけるとよいと思います。これから経費が明らかになる「大磯駅前 安全・安心にぎわい創出事業」も同じように。